2007-06-11 [Mon]

2007カナダGP決勝


F1第6戦カナダGPの決勝。
コバライネンはエンジン交換で10グリッド降格の最後尾スタート、元々最後尾のアルバースはスペアカーに乗り換えてピットスタートを選択。

スタート直後の1コーナー、アロンソが大きくコースアウトして、ハイドフェルドが前に出る。ショートカットして前を横切るアロンソを、ハミルトンが冷静に対処してトップをキープ。琢磨も1つ順位を上げる。バトンはスタートができずにコース上で止まっており、結局リタイヤとなる。毎回思うけど、コイツ、やる気あんのかな?
それに対して、ウェバーはスピンして順位をかなり落としたものの、その後の速さは凄まじく、クルサードやバリチェロをあっさりと抜きまくる。
9周目にブルツとスピードが接触、スピードはリタイヤとなるが、ブルツはリアウィングにダメージを受けながらも、そのまま走り続ける。
そんな中、ハミルトンは1分16秒台のハイペースで独走を続け、2番手のハイドフェルドに11秒以上の差を付け、早くも最後尾のアルバースを周回遅れにする。それに対してアロンソは、同じ1コーナーで何回もコースアウトし、マッサにも抜かれてしまう。
21周目にハミルトンが最初のピットインを終えた翌周、スーティルがウォールに激突して最初のセーフティカー導入となる。導入直後は、タイヤ交換はできるが、給油はできないルールとなっているが、アロンソとロズベルグは給油をした模様。2人には、のちに10秒ストップのペナルティが出ることになる。
25周目にレース再開となり、それまでハミルトンが築き上げたマージンはチャラになってしまったが、素晴らしいスタートダッシュでみるみる独走態勢を築いていく。その直後、クビサがトゥルーリとの接触から、近年まれに見るほどの大クラッシュで横転。すぐに2回目のセーフティカー導入となる。クビサはかなりのダメージを受けた模様。

33周目にレース再開。34周目にはライコネンのミスを突いた琢磨が1つ順位を上げる。アロンソとロズベルグが10秒ストップペナルティで順位を大きく落とし、さらにクルサードがリタイヤしたことで、琢磨は7番手に浮上。さらにラルフがピットインしたので、6番手にまで上がり、ライコネンやアロンソを従えての走行だ。入賞は見えてきたぞ。
48周目に、アルバースがコースアウトでフロントウィングを損傷、パーツをばらまいたため、50周目に3回目のセーフティカー導入となる。そのとき、ちょうどピットインしてしまった琢磨は、ルールで給油ができないためにチームも一瞬迷ったが、今回はソフトタイヤの消費だけとして、いったん発進する。ペナルティを承知で給油していれば、ひょっとして表彰台も狙えたかもしれないが、何とも言えないところ。
その頃、フィジケラとマッサに黒旗失格のペナルティが出た。ピットレーン出口での信号無視が原因だ。

54周目にレース再開。この時点で琢磨は11番手に落ちてしまっている。55周目に、今度はリウッツィがウォールにヒットしてしまい、4回目のセーフティカー導入となる。その最中にピットから出たところで、トゥルーリがブレーキトラブルでコースアウトしてタイヤウォールに激突。すでに、コース上には12台しか走っていないという非常に荒れた展開で、琢磨は自然と9番手に浮上。荒れたレースでは地道に走ることが賢明だ。

60周目でレース再開。残り7周の時点で3番手を走行していたバリチェロがピットイン。ブルツが3番手、琢磨も8番手に浮上。本来ならブルツの位置に琢磨がいたはずなんだけどねぇ。しかし、その後の琢磨はハードタイヤで安定しているので、前を走るラルフを抜いた後、さらに王者アロンソにも襲いかかり、残り2周目でついにアロンソをぶち抜いて6番手に上がる。実に見事なオーバーテイクに、オレは泣きながらガッツポーズしたし、観客も大喝采だ。スゲェぞ、琢磨!

そして、ついにハミルトンが初のポール・トゥ・ウィン。6戦連続表彰台でチャンピオンシップもダントツ1位だ。
2位にはハイドフェルド、3位にはブルツという、実にフレッシュな表彰台。それより何より、琢磨は6位入賞で、スーパーアグリに貴重な3ポイントを追加。本家ホンダがまだノーポイントなのにねぇ。
ちなみにクビサは、足を骨折したものの、大丈夫だとのこと。まずは一安心だ。

※編集部注
骨折したと思われたクビサですが、その後、打撲と捻挫だけだと判明し、本人は次のアメリカGPに出る気満々だそうです。スゴイですねぇ。

1位 L.ハミルトン(マクラーレン)
2位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位 A.ブルツ(ウイリアムズ)
4位 H.コバライネン(ルノー)
5位 K.ライコネン(フェラーリ)
6位 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
7位 F.アロンソ(マクラーレン)
8位 R.シューマッハ(トヨタ)
9位 M.ウェバー(レッドブル)
10位 N.ロズベルグ(ウイリアムズ)
11位 A.デビッドソン(スーパーアグリ)
12位 R.バリチェロ(ホンダ)
R J.トゥルーリ(トヨタ)
R V.リウッツィ(トロロッソ)
R F.マッサ(フェラーリ)
R G.フィジケラ(ルノー)
R C.アルバース(スパイカー)
R D.クルサード(レッドブル)
R R.クビサ(BMWザウバー)
R A.スーティル(スパイカー)
R S.スピード(トロロッソ)
R J.バトン(ホンダ)


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この記事へのコメント
疲れ込んで寝てしまって見られなかった(泣)
ここに来れば状況がわかるだろうと(^^;ありがとうございます。
アロンソを抜いた今回見られなかったのがなんか悔しい。
Posted by 新介 at 2007年06月11日 14:51
いやぁ、ハミルトンはスゴイ。スゴ過ぎます。
でも、琢磨も、そしてクビサもスゴイ!
こんなに興奮して、心に残るレースは久しぶりです。
来週はアメリカGPです。お忘れなく。
Posted by Moto at 2007年06月11日 20:06
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