第5戦モナコGPの決勝。
スタート第1コーナーは、アロンソが制する。上位はグリッドの通りで、全体的にも混乱はなかったようだ。ソフトタイヤを履いた琢磨は、4つほど順位を上げる。そんな中、2周目でリウッツィがバリアに激突して、早々にリタイヤする。
トップのアロンソは、ファステストを出しながら飛ばしまくるが、2番手のハミルトンもベストタイムを更新しながら猛烈に追い上げる。このチームメイト同士の争いは、一瞬たりとも目が離せない。
25周目にアロンソ、26周目にマッサがそれぞれ最初のピットインをおこない、ハミルトンが暫定1位となり、予選よりも速いファステストラップでプッシュしまくる。28周目にハミルトンがピットインするが、コースインしたときはまだアロンソの後ろ。しかし、その差は3秒以内に縮まっている。
1ストップ作戦をとるライコネンは、48周目にようやくピットイン。しかし、すでに周回遅れとして、マッサの後ろでコース復帰。
50周目にアロンソが2回目のピットイン、翌周にハミルトンもピットインするが、順位は変わらず、アロンソはかなり前を走っている。
55周目にはスーティルがバリアに接触してリタイヤ。
その後、徐々にアロンソとハミルトンの差が縮まり、1秒を切るぐらいに迫ってきている。アロンソが周回遅れに捕まったのか、ソフトタイヤがマシンに合わないのか?
それにしても、この2人はガードレールに接触するぐらいの、ギリギリの攻め方を続けていて、かなりの見応えがある。それでいながら、セーフティカーが1回も出ないという、珍しいぐらいに荒れないレース展開だ。
1番手から4番手まで、最初のグリッドから全く変化がないが、2番手のハミルトンと3番手のマッサの差は、なんと50秒以上の大差がついている。4番手のフィジケラ以降は、すべて周回遅れ。マクラーレンは異次元の速さを手に入れたようだ。
結局、アロンソのポール・トゥ・ウィンで、モナコ2連勝、2位はハミルトンでマクラーレンの1-2フィニッシュ。この2人は、ポイントランキングでも38点で並んだ。それにしても、このハミルトン、デビューして全戦表彰台、しかも4戦連続2位というのは、あまりにも凄くない?
期待のスーパーアグリは、完走こそしたもののスピードが全く足りず、残念な結果となってしまった。
1位 F.アロンソ(マクラーレン)
2位 L.ハミルトン(マクラーレン)
3位 F.マッサ(フェラーリ)
4位 G.フィジケラ(ルノー)
5位 R.クビサ(BMWザウバー)
6位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
7位 A.ブルツ(ウイリアムズ)
8位 K.ライコネン(フェラーリ)
9位 S.スピード(トロロッソ)
10位 R.バリチェロ(ホンダ)
11位 J.バトン(ホンダ)
12位 N.ロズベルグ(ウイリアムズ)
13位 H.コバライネン(ルノー)
14位 D.クルサード(レッドブル)
15位 J.トゥルーリ(トヨタ)
16位 R.シューマッハ(トヨタ)
17位 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
18位 A.デビッドソン(スーパーアグリ)
19位 C.アルバース(スパイカー)
R A.スーティル(スパイカー)
R M.ウェバー(レッドブル)
R V.リウッツィ(トロロッソ)


