2010-11-15 [Mon]

2010アブダビGP決勝


F1第19戦、最終戦のアブダビGP決勝。
5人の激しい闘いによって、近年まれに見る面白さだった2010年のF1も、いよいよ今日、F1唯一のトワイライトレースでチャンピオンが決まる。
そして、今日がブリヂストン最後のレースとなる。

フォーメーションラップのあと、55周でのレースがスタート。
いきなり、バトンがアロンソの前に出た。シューマッハがロズベルグを交わそうとして単独スピンしたところに、リウッツィが激突。かなり危ないクラッシュだったが、どちらも無事だった。この事故により、開始早々セーフティカー導入となった。まさに波乱の幕開けだ。下位のマシンは、このタイミングでタイヤ交換を済ませる。
2周目での順位は、ベッテル、ハミルトン、バトン、アロンソ、ウェバー、マッサ、バリチェロ、小林、スーティル、クビサ、ハイドフェルド、ブエミ、ヒュルケンベルグ、コバライネン、トゥルーリ、グロック、ロズベルグ、ペトロフ、アルグエルスアリ、ディ・グラッシ、セナ、クリエンとなっている。
5周目の終わりでレース再開。ハミルトンがベッテルにプレッシャーを掛けるが、ベッテルはファステスト連発でどんどん逃げる。


12周目に、まずはウェバーがピットインして賭けに出る。しかし、コレに釣られたのか、フェラーリが動きを見せる。まずは14周目にマッサをピットインさせ、タイヤの様子を見てからアロンソを16周目にピットインさせた。何とかウェバーの直前12番手でコース復帰を果たすが、ウェバーのみを意識しすぎた、実に保守的な戦略だ。ベッテルが優勝した場合には、4位以内に入らないといけないんだけど…。
チャート国際映像は、マッサとアロンソを間違えているのか、何周にもわたってマッサを追い続ける。アロンソは、前を行くペトロフを抜きあぐんでいるが、23周目にパスしようとして、あわや接触か?という危険な状況でコースオフ。これは危なかった。
24周目にハミルトンがピットインして、5番手で復帰。25周目にはベッテルが入って、小林の直前、2番手で復帰する。
26周目での順位は、バトン、ベッテル、クビサ、小林、ハミルトン、スーティル、ブエミ、ロズベルグ、ヒュルケンベルグ、ペトロフ、アロンソ、ウェバー、アルグエルスアリ、マッサ、ハイドフェルド、バリチェロ、コバライネン、トゥルーリ、グロック、ディ・グラッシ、セナ、クリエンとなっており、バトン、クビサ、小林らは、まだピットインしていない。
40周目にようやくバトンがピットイン、ハミルトンの後ろ4番手で復帰する。アロンソもこのぐらい引っ張ってれば、近いところをキープできたんじゃないだろうか。
45周目に、またしてもハミルトンが、予選と同じカメラ付きポールをなぎ倒すシーンが流れる。
47周目にようやくクビサがピットイン。ペトロフの前で復帰し、アロンソの前に古巣ルノーの2台が入ることになった。
49周目での順位は、ベッテル、ハミルトン、バトン、ロズベルグ、クビサ、ペトロフ、アロンソ、ウェバー、アルグエルスアリ、マッサ、ハイドフェルド、バリチェロ、スーティル、小林、ブエミ、ヒュルケンベルグ、コバライネン、ディ・グラッシ、セナ、クリエン、トゥルーリとなっており、アロンソは3台抜かない限りチャンピオンになれないという、絶体絶命の状況に追い込まれた。焦りとタイヤの消耗とでコースオフの連続。まさに最悪だ。
54周目に、トゥルーリのリアウィングが外れるというアクシデントでパーツが散乱。ベッテルがそれを避けて走るシーンが流れる。


そのままベッテルはトップを快走し、ポール・トゥ・ウィンで今季5勝目。大逆転で最年少チャンピオンを獲得した。これで、レッドブルはコンストラクターズと共に、ダブルタイトルを獲得した。圧倒的な速さを持ちながら、多くの優勝を逃していた天才は、無線で泣き叫んでいる。チャンピオンにはいつでもなれる才能を持っているけど、最年少チャンピオンは今年しか取れないので、これはこれで良かったね。
2位にはハミルトン、3位にはバトンのマクラーレン勢が入って、これはさすがだなと思ったね。とくにバトンは、得意のタイヤマネジメントできっちりと表彰台を獲得したのが、実に素晴らしかったと思う。

それに対して、フェラーリの戦略ミスは酷すぎたね。ウェバーを意識しすぎて、みすみすチャンピオンを捨てたようなもんだ。これで、開幕戦ウィナーがチャンピオンになるというジンクスは破られた。
また来年も、面白いシーズンになるとイイね。

1 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
2 ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス
3 ジェンソン・バトン マクラーレン・メルセデス
4 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP
5 ロバート・クビサ ルノー
6 ビタリー・ペトロフ ルノー
7 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
8 マーク・ウェバー レッドブル・ルノー
9 ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ・フェラーリ
10 フェリペ・マッサ フェラーリ
11 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー・フェラーリ
12 ルーベンス・バリチェロ ウイリアムズ・コスワース
13 エイドリアン・スーティル フォース・インディア・メルセデス
14 小林可夢偉 BMWザウバー・フェラーリ
15 セバスチャン・ブエミ トロロッソ・フェラーリ
16 ニコ・ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・コスワース
17 ヘイキ・コバライネン ロータス・コスワース
18 ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン・コスワース
19 ブルーノ・セナ HRT・コスワース
20 クリスチャン・クリエン HRT・コスワース
21 ヤルノ・トゥルーリ ロータス・コスワース
R ティモ・グロック ヴァージン・コスワース
R ミハエル・シューマッハ メルセデスGP
R ビタントニオ・リウッツィ フォース・インディア・メルセデス
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この記事へのコメント
最終戦ということで、TV観戦しました。
ベッテルが大逆転でチャンピオンになりましたね。
暴走してしまうこともあるけど、最後は2連勝して一気に爆発する辺りはベッテルらしい気がします^^
一時はチャンピオンは無理かと思いましたが、この大逆転劇…お見事です♪


Posted by はまかぜ at 2010年11月15日 12:29
はまかぜさん、こんにちは。
やっぱり、最速はベッテルでしょうね。これは間違いないです。王者になっても、何の不満もありません。
でも、とくに特徴のない今年のフェラーリで、ここまでチャンピオンシップを引っ張ってきたアロンソに、できれば勝たせてやりたかったです。
それにしても、最後の最後でヒドイ戦略でした。
Posted by Moto at 2010年11月15日 20:37
Motoさん、こんばんはっ(;;)
なんなんでしょう。
アロンソがワールドチャンピオンだと思っていたのに、ウェバーを意識するが故のこのような結果になったフェラーリ戦略。
間違いでしたね。
バトンと同じようにアロンソを走らせておけば、4位に入ってWCになっていたと思います。
あとウェバーが入った時にすぐマッサを入れる。ここでした。
ふぅむ。残念です!
しかし、それとは裏腹に、最終戦でマクがこの位置にくるとは。。うれしぃですが、もっと早くこいよっと!(;;)
表彰台は嬉しかったです。
ただ、バトンに関してももう少し早くタイヤ交換で入っていればクビサの前に出れていたのに…
画面にロン・デニスがピットの中にいる場面が映りましたよね?
あの瞬間私は><。やっぱりか。。。と思いました。

ま、ヴェッテルがハミルトンの最年少記録を塗り替えてくれた事は良かったです。
ニューウェイ恐るべしでしたね。

さ、対抗できる来年の新車が楽しみです。
また面白い年になってくれるといいですね!
私もオフシーズンは(笑)体を鍛えて来年に臨みます^^
Posted by まめ。 at 2010年11月15日 21:39
まめ。さん、こんにちは。
フェラーリファンとしては、酷すぎる戦略にガッカリです。
来年は速いマシンで、ちゃんと闘って欲しいなぁ…。
これから、ベッテルの時代が来るでしょうね。
ぜひとも連覇して、フェラーリに来て欲しいもんです。
Posted by Moto at 2010年11月16日 06:47
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Excerpt: 1ヴェッテル(256P)5勝 P.to win 2010ワールドチャンピオン おめでとうございます! 最年少ワールドチャンピオン記録更新!樹立である。(23歳134日)   (ハミルトンの最年少記録..
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Tracked: 2010-11-15 21:43
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