2010-10-10 [Sun]

2010日本GP


世界屈指のドライバーズサーキットと評される、鈴鹿で開催のF1第16戦日本GP。
土曜日の予選は大雨のため走行することが出来ず、日曜日に予選と決勝を一日でおこなうこととなった。
なお、ハミルトンはギアボックス交換のために、5グリッド降格が決定しており、チャンピオンシップにかなりの影響を与えそうだ。

予選

そして今日は、昨日とは打って変わって快晴となった鈴鹿。
予選はほとんど放送されなかったが、やはりレッドブルが圧倒的に速く、フロントロウを独占。トップタイムは1分30秒785で、ベッテルが2年連続のポール・ポジションを獲得した。
以下、ウェバー、ハミルトン、クビサ、アロンソ、バトンと続くが、ハミルトンはペナルティで8番手スタートとなる。日本期待の小林可夢偉は、14番手に終わった。

決勝

決勝は、ほぼすべてのマシンがソフトタイヤでスタートする中、バトンと小林はハードタイヤを選んでいる。
フォーメーションラップのあと、53周のレースがスタート。
すると、直後にペトロフが大きくクラッシュ。どうやら、ヒュルケンベルグをパスしようとして接触したようだ。しかも、1コーナーではマッサとリウッツィが接触してストップしている。
これで開始早々、いきなりのセーフティカー導入となった。まさに波乱の幕開けだ。この4台は、のちに審議対象となる。

SC先導での順位は、ベッテル、クビサ、ウェバー、アロンソ、バトン、ハミルトン、バリチェロ、シューマッハ、ハイドフェルド、スーティル、アルグエルスアリ、小林、ブエミ、ロズベルグ、コバライネン、山本、トゥルーリ、セナ、グロックとなっている。
3周目に、2番手のクビサが突然のスローダウンでストップ。実にもったいない。これで早くも、ルノーは全滅となってしまった。


6周目の終わりにレース再開。
チャンピオン争いをしている5人がトップ5を形成する中、小林がヘアピンで仕掛けるという、とてもアグレッシブで珍しい戦法により、13周目にはアルグエルスアリ、18周目にはスーティルをパス。9番手にまで順位を上げる。
ソフトタイヤは15周ほどしか持たないと考えられていたが、23周目にハミルトン、25周目にベッテルとアロンソ、そして26周目にウェバーがそれぞれピットイン。意外とソフトタイヤの持ちは良かったようだ。
29周目での順位は、バトン、ベッテル、ウェバー、アロンソ、ハミルトン、小林、ロズベルグ、シューマッハ、ハイドフェルド、バリチェロ、スーティル、アルグエルスアリ、ブエミ、コバライネン、トゥルーリ、山本、グロック、セナとなっており、まだピットインしていないバトンがトップを走っているが、ベッテルは2.5秒差にまで近づいている。同じくピットインしていない小林も、6番手を走行中だ。
その二人は、39周目にようやくピットイン。バトンは5番手、小林は12番手でコース復帰する。
40周目にハミルトンは、ペナルティを受けてまで交換したギアボックスにまたトラブルを抱えたようで、44周目には、追いついたバトンに順位を譲るカタチでパスされていく。

凄かったのは、ここからだ。
45周目、小林は得意のヘアピンで、なんと外側からアルグエルスアリをパス。その際の接触で、左サイドポンツーンの空力パーツを破損してしまうが、そのまま走り続ける。
スーティルが白煙を噴き上げ、オイルをまき散らしながらピットへ戻ったので、小林は自動的に10番手に浮上。
小林は破損したまま走り続けているが、タイムは落ちるどころか、自己ベストを更新していき、47周目にはファステストラップまで記録してしまった。あのパーツは、ない方が速く走れるんじゃないか?
48周目に、チームメイトのシューマッハと激しいバトルを続けていたロズベルグがクラッシュしたので、小林はまたも自動的に9番手浮上。その翌周にはバリチェロ、そのまた翌周にはハイドフェルドを、すべてヘアピンにてパスしていき、7番手にまで浮上した。世界中を沸かせるオーバーテイクショーだ。さらに自己ベストを更新しながら、前を行くシューマッハを追い続ける。凄いぞ。スゴイ日本人だ!


スタートから荒れた展開のレースは、結局ベッテルが鈴鹿で2年連続のポール・トゥ・ウィンを果たし、ドライバーズ・ランキングでも、アロンソと同じ2位タイにまで浮上した。
2位はウェバーで、レッドブルの1-2フィニッシュ。ウェバーは、ランキング・トップを死守した。2位との差は、わずか14ポイントだ。
でもトップ5よりも、小林可夢偉のアグレッシブな走りだけが印象に残った、実に素晴らしいレースだった。
さぁ、残りはあと3戦で、次は初開催の韓国GPだけど、サーキットはちゃんと出来てるんだっけ?

1 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
2 マーク・ウェバー レッドブル・ルノー
3 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
4 ジェンソン・バトン マクラーレン・メルセデス
5 ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP
7 小林可夢偉 BMWザウバー・フェラーリ
8 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー・フェラーリ
9 ルーベンス・バリチェロ ウイリアムズ・コスワース
10 セバスチャン・ブエミ トロロッソ・フェラーリ
11 ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ・フェラーリ
12 ヘイキ・コバライネン ロータス・コスワース
13 ヤルノ・トゥルーリ ロータス・コスワース
14 ティモ・グロック ヴァージン・コスワース
15 ブルーノ・セナ HRT・コスワース
16 山本左近 HRT・コスワース
17 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP
R エイドリアン・スーティル フォース・インディア・メルセデス
R ロバート・クビサ ルノー
R ニコ・ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・コスワース
R フェリペ・マッサ フェラーリ
R ビタリー・ペトロフ ルノー
R ビタントニオ・リウッツィ フォース・インディア・メルセデス
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この記事へのコメント
どうもお久しぶりです。
今回は予選も含め波乱ばかりでしたが、ベッテルよりも誰よりも可夢偉の注目がすごかったですね。
非力なザウバーだけに130Rやストレートでは敵わないとわかった上で、ヘアピンの突っ込み勝負ですからねぇ・・・
残り3戦ですが、ぜひもっとポイントを取って欲しいです。
Posted by DeltA at 2010年10月10日 22:50
今年は、面白そうだったようですね
こちらでは放送が1週遅れなので、結果を知ってても、TVで観たいです。

来年の上海GPは、生観戦予定です!
Posted by のぼちん at 2010年10月11日 01:22
DeltAさん、こんにちは。ご無沙汰しております。
ホントに、小林可夢偉は凄かったですね。
自身も7回ぐらいしか走ったことがなかったそうですが、ヘアピンなら行ける!と思ったことがスゴイですよね。
何とか、戦えるクルマに乗せてあげて欲しいものです。
Posted by Moto at 2010年10月11日 14:48
のぼちんさん、こんにちは。
1週間も遅れての放送は、ちょっとキツイですねぇ。
今年は、予選内容はほとんど放送されなかったし、決勝も目立っていたのは可夢偉だけでしたが、それでもかなり面白かったですよ。
上海は生観戦ですか…。
観客が少ないと思うので、私たちにわかるような目立つ格好をして応援してくださいね。
Posted by Moto at 2010年10月11日 14:55
こんばんは^^
鈴鹿、楽しんできました^^
なんだか汚点もございましたが(苦笑)
今となってはそれも想いでになるのかなぁw

決勝で既にアロンソとウェバーの間が0.6秒差とか、、見たときは
「つまらんのぉ、、」って思いました。
去年は分かりませんでしたが、今年特に感じるのは、1位とのポイント差が離れてて、WCを暗示しているところとか いつも勝つチームが決まってるとか。。面白くない!(笑)
しかし、フェラーリファンはスゴイです。
一本筋が通ってる。話していて面白かったです。1位でなければならぬ。。
ちょっと胸にぐぐっときました。

来年も鈴鹿へ行って、また色んな人と話しが出来るといいなって思いました。
F1っていいな^^ 
Posted by まめ。 at 2010年10月12日 00:02
まめ。さん、こんにちは。
生観戦、お疲れ様でした。もう、すでに鈴鹿の常連さんですね。
素晴らしい写真の数々を楽しませていただいてますよぉ。
ホントにフェラーリは、子供の頃からの憧れです。なんせ、レースをするために、クルマを売ってるんですからね。
私も余裕があったら1台購入して、それをレース資金にして欲しいですよ。…なんて、とても無理な話ですので、陰ながら応援するのみです(^_^;)。
それにしても、まめ。さんの情熱と行動力には、ホント頭が下がります。
Posted by Moto at 2010年10月12日 06:46
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F1第16戦 日本GP 決勝結果
Excerpt: 順位 No. ドライバー チーム 1 5 セバスチャン・ベッテル レッドブル 2 6 マーク・ウェバー レッドブル 3 8 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 4 1 ジェンソン・バトン マクラーレ..
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Tracked: 2010-10-11 11:10

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