2010-08-02 [Mon]

2010ハンガリーGP決勝


F1第12戦ハンガリーGPの決勝。
予選18位の小林可夢偉は、5グリッド降格ペナルティを受けて、23番手からのスタートとなっている。

フォーメーションラップのあと、70周でのレースがスタート。抜きにくいコースレイアウトのため、スタートが肝心だ。
アロンソが、ウェバーの前に出る好スタート。やはり、奇数列が断然有利だった。そのままベッテルにも並び掛けたが、何とか1コーナーはベッテルが死守。小林も、6台ぐらいを抜いたようだ。
1周目を終えた順位は、ベッテル、アロンソ、ウェバー、マッサ、ペトロフ、ハミルトン、ロズベルグ、クビサ、バリチェロ、ヒュルケンベルグ、デ・ラ・ロサ、スーティル、シューマッハ、リウッツィ、バトン、小林、トゥルーリ、アルグエルスアリ、ブエミ、ディ・グラッシ、コバライネン、グロック、セナ、山本となっている。
2周目に、ハミルトンがペトロフを、アウトからパス。その頃、アルグエルスアリはエンジンから白煙を上げて走行している。7周目には、シューマッハがブレーキトラブルを無線で伝えている。

15周目に、バトンとリウッツィがピットイン。その際、コース上に比較的大きなパーツが落下している映像が流れ、これが原因でセーフティカーが導入された。
これを受けて、各マシンが一斉にピットインするが、近年まれに見るドタバタが発生することになった。
ベッテルは、慌ててピットレーンに入ることを決めたために、ホワイトラインを越えたところで縁石を乗り越える映像が映し出された。
さらには、ロズベルグの右リアタイヤが取り付けミスにより外れてしまい、ピットを飛び跳ねるというアクシデント。ウィリアムズのクルーに当たって止まったようだが、大惨事が起こってもおかしくなかった。それを気にしながらピットに入ってきたスーティルに、ピット作業を終えて発進したクビサが交錯するように接触してクラッシュ。クビサのロリポップ係が、後方の注意を怠ったのが原因だ。


18周目にレース再開。この時点での順位は、ウェバー、ベッテル、アロンソ、ハミルトン、マッサ、バリチェロ、ペトロフ、ヒュルケンベルグ、デ・ラ・ロサ、バトン、シューマッハ、小林、ブエミ、トゥルーリ、リウッツィ、コバライネン、グロック、セナ、山本、クビサ、ディ・グラッシとなっている。ウェバー、バリチェロはピットインしていないので、後の順位に変動があると思われる。
19周目に、クビサが一瞬スローダウン。小林は、シューマッハをパスして11番手に浮上。ポイントが見えてきた。
母国GPと言えなくもないクビサは、今回散々な目に遭っており、先ほどのピットでのアクシデントに対して追い打ちを掛けるように、10秒ピットストップのペナルティが出された。これを24周目に消化する頃、ハミルトンはトラブルによりマシンストップ。ポイントリーダーのハミルトンは、今回ノーポイントで終わってしまった。
25周目に、ベッテルが審議対象となった。先ほどのピットイン時の縁石越えが問題ではなく、セーフティカー中にウェバーとの車間を空けすぎたことが問題らしい。
26周目に、散々なクビサがリタイヤ。29周目に、ベッテルに対してドライブスルーペナルティが出された。
何で自分にペナルティが出たのか理解できないまま、ベッテルは32周目にペナルティを消化。アロンソとマッサの間でコース復帰することになり、このままでは、楽勝だったレースをまたまた逃してしまいそうだ。
39周目での順位は、ウェバー、アロンソ、ベッテル、マッサ、バリチェロ、ペトロフ、ヒュルケンベルグ、デ・ラ・ロサ、バトン、小林、シューマッハ、ブエミ、リウッツィ、コバライネン、トゥルーリ、グロック、セナ、ディ・グラッシ、山本となっている。ウェバーとバリチェロは、まだピットインしておらず、ウェバーはアロンソに対して20秒以上の差を広げている。
44周目に、満を持してウェバーがピットイン。完璧なピットワークで、トップをキープしたまま送り出した。いやぁ、ウェバーは地味に強いねぇ。
アロンソとベッテルの激しい2位争いは続き、圧倒的に速いベッテルを、アロンソは巧みにブロックし続けている。
56周目に、バリチェロがようやくピットイン。11番手で復帰し、これで小林は9番手に浮上した。バリチェロは何とかポイントを獲得するために、かつてのチームメイト、10番手のシューマッハに襲いかかる。抜けないサーキットで、熾烈な2位争いと10位争いが続いている。
66周目、ストレートでついにバリチェロがシューマッハのスリップに入り、一気に抜き去ろうとしたとき、シューマッハがもの凄い幅寄せをして、バリチェロは危うくコンクリートウォールに接触しそうになりながらも前に出ることに成功した。バリチェロは無線で「黒旗に相当する行為だ」と非難しており、シューマッハはのちに審議対象となった。


結果はウェバーの圧勝で、今季ダントツの4勝目。ランキングでもトップに躍り出て、コンストラクターズポイントでもレッドブルがトップに立った。
2位にはアロンソ、3位はファステストラップのベッテル。4位には去年のケガから復帰したマッサが入った。5位のペトロフも頑張ってるねぇ。
小林は、最後列からスタートして、9位フィニッシュ。デ・ラ・ロサとともに、ザウバーは初めてのダブル入賞だ。
シューマッハのバリチェロに対する行為は、非常に危険だったと見なされ、次戦ベルギーGPの予選で、10グリッド降格ペナルティが出たそうだ。

抜けなくて退屈になりそうだったレースも、いろんなドタバタが重なって、結構面白かったね。F1はこれから夏休みに入り、次戦ベルギーGP決勝は、8/29に開催される。

1 マーク・ウェバー レッドブル・ルノー
2 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
3 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
4 フェリペ・マッサ フェラーリ
5 ビタリー・ペトロフ ルノー
6 ニコ・ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・コスワース
7 ペドロ・デ・ラ・ロサ BMWザウバー・フェラーリ
8 ジェンソン・バトン マクラーレン・メルセデス
9 小林可夢偉 BMWザウバー・フェラーリ
10 ルーベンス・バリチェロ ウイリアムズ・コスワース
11 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP
12 セバスチャン・ブエミ トロロッソ・フェラーリ
13 ビタントニオ・リウッツィ フォース・インディア・メルセデス
14 ヘイキ・コバライネン ロータス・コスワース
15 ヤルノ・トゥルーリ ロータス・コスワース
16 ティモ・グロック ヴァージン・コスワース
17 ブルーノ・セナ HRT・コスワース
18 ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン・コスワース
19 山本左近 HRT・コスワース
R ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス
R ロバート・クビサ ルノー
R ニコ・ロズベルグ メルセデスGP
R エイドリアン・スーティル フォース・インディア・メルセデス
R ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ・フェラーリ


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この記事へのコメント
Motoさん、こんばんは^^
今回は結構面白いレースでしたね!
結構退屈になってきたら何かが起こって、最後はバリチェロとシューマッハがスゴク面白かったです。
私は、シューマッハが更にキライになりました(苦笑)
あと、可夢偉がすごかったですね。
ヤルじゃん☆って初めて思いました^^
バトンを抜いては欲しくないけど、ちょっと楽しみになってきました^^

マクラーレンの夏休み後がとても気になります。マシンの速さと安定感を取り戻して欲しいです。
Posted by まめ。 at 2010年08月02日 23:14
まめ。さん、こんにちは。
路面に落下したあのパーツのおかげで、とんでもないドタバタに発展しましたね。
それにしても、レッドブルの速さは尋常じゃありません。唯一追いすがれるフェラーリでさえ、あれほどの差を開けられています。
そんなマシンに乗りながら、なかなか思うように優勝できないベッテルは、ただ不運なだけなのか、ヘタなのか、よくわからなくなってきました。
シューマッハは、ちょっと酷すぎましたよね。右京氏は絶賛してましたけど…。
小林可夢偉は、相変わらず光るモノがありますね。毎度毎度、何故かバトンとシューマッハに絡んでますね(^_^;)。
Posted by Moto at 2010年08月03日 06:31
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Excerpt: ハンガリーGP、なかなか面白いレースだった。 ウェバーは上手かったね。おめでとう! アロンソに優勝して欲しかったんだけど・・・ よく頑張ったよ! アロンソのヴェッテルマシンをブロックは、見ててスゴク面..
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