2010-05-17 [Mon]

2010モナコGP決勝


F1第6戦モナコGPの決勝。
昨日の予選に出場できずに最後尾スタートとなったアロンソは、ピットレーンからのスタートを選んだ。

フォーメーションラップのあと、78周でのレースがスタート。
ベッテルが2番手に浮上、バリチェロも6番手にまで上がっている。
ヒュルケンベルグがトンネルで派手にクラッシュ、出口で止まっている。レース開始早々に、セーフティカーの導入となった。
2周目には、早くもアロンソがピットイン。ソフトからハードへとタイヤ交換を済ませ、このまま走り切るギャンブルに出たようだ。
3周目に、バトンが1コーナーの終わりでストップ。エンジントラブルかと思われたが、実はメカニックのミスで、クーリングカバーを取り外し忘れたらしい。大チョンボだ。
この時点での順位は、ウェバー、ベッテル、クビサ、マッサ、ハミルトン、バリチェロ、シューマッハ、ロズベルグ、リウッツィ、スーティル、ブエミ、ペトロフ、デ・ラ・ロサ、小林、アルグエルスアリ、コバライネン、グロック、トゥルーリ、ディ・グラッシ、アロンソ、チャンドック、セナとなっている。
7周目にレース再開、アロンソがディ・グラッシを追い立てる。ディ・グラッシは抜かれまいと必死に走っているが、ついに10周目のシケイン入り口でアロンソにパスされる。
アロンソは、続いて11周目のトンネルでトゥルーリをあっさりとパスし、さらには15周目にもシケイン入り口でグロックをパス。そして16周目には、コバライネンをもトンネル出口でアウトからパスして、一気に16番手まで浮上。抜けないモナコで、華麗なるオーバーテイクショーを魅せてくれた。
トップのウェバーは、2番手ベッテルに8秒以上の差を付けて独走状態。


18周目にハミルトンがピットイン、アロンソの前で復帰する。
20周目から続々とタイヤ交換が始まるが、23周目にピットインしたデ・ラ・ロサのエンジンが止まってしまい、そのままリタイヤする。同時にタイヤ交換を済ませたウェバーは、余裕でトップを維持してコース復帰。
24周目にはグロックが挙動を乱し、そのままマシンを止めてリタイヤ。ディ・グラッシ、小林もストップしてしまい、かなり荒れた展開となってきた。
29周目には、ファステストでプッシュしたロズベルグがピットインするが、惜しくもシューマッハの後ろで復帰する。
30周目での順位は、ウェバー、ベッテル、クビサ、マッサ、ハミルトン、アロンソ、シューマッハ、ロズベルグ、スーティル、バリチェロ、リウッツィ、ブエミ、ペトロフ、アルグエルスアリ、コバライネン、セナ、チャンドック、トゥルーリとなっている。
31周目に、バリチェロがコースのど真ん中でストップしている。ウォールに接触して、単独スピンしたようだ。これで2回目のセーフティカー導入となり、ウェバーの築き上げたマージンはゼロとなる。
このときバリチェロは腹が立ったせいか、、コース上に高価なステアリングを投げ捨てるというサイテーな行為をおこない、直後に走ってきたHRTのマシンが、それをマシンの下部に巻き込んだ模様。ペナルティを出しても良いぐらいだ。
35周目にレース再開するが、43周目に突然のセーフティカー再導入。詳細はよくわからないが、先ほどバリチェロがクラッシュした3コーナーで、ドレインカバーが外れているらしい。46周目にレース再開する。


何度セーフティカーが入ってもウェバーの独走は続き、54周目にはベッテルに4秒の差を付けている。55周目での順位は、ウェバー、ベッテル、クビサ、マッサ、ハミルトン、アロンソ、シューマッハ、ロズベルグ、スーティル、リウッツィ、ブエミ、アルグエルスアリ、ペトロフ、コバライネン、セナ、チャンドック、トゥルーリとなっており、バリチェロが抜けただけで、順位に変動はない。
65周目には、ウェバーはベッテルに6.7秒もの差を付けており、チームラジオでマシンを少し労るよう指示されている。
間もなくフィニッシュが近づいた74周目、最下位のトゥルーリがチャンドックにオーバーテイクを仕掛け、チャンドックに乗り上げるカタチで大クラッシュ。これは、かなりヤバかった。どうしても最下位はイヤだったんだろうけど、この局面でここまでヤルノ?って感じ。これで、4回目のセーフティカー導入となった。
まるで、ウェバー優勝記念パレードのような感じで、セーフティカー先導の周回が最終周まで続く。76周目に、ペトロフがピットでリタイヤ。
そのままの隊列でゴール!…かと思ったら、とんでもないドラマが残っていた。
セーフティカーが戻ってからフィニッシュラインまでのわずかな区間で、シューマッハがアロンソを抜いて6番手に上がったのだ。誰も想像しなかった、この負けず嫌いさ爆発の行為は、結局レギュレーション違反ということで、レース後に20秒加算ペナルティを受けて12位となってしまった。しょうもないことで、無駄にノーポイントに終わってしまったわけだ。ルールブックに載ってるんだから、追い越しを許可したチームがマヌケだったということだろう。

ウェバーは、2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季2勝目。ドライバーズ・ランキングでもトップに躍り出た。ジャック・ブラバム以来のオーストラリア人ウィナーということで、このところ、天才ベッテルに対して存在感を大きく示している。
2位はベッテルで、レッドブルの1-2フィニッシュ。ベッテルは、ウェバーと同じポイントとなり、ランキング2位。コンストラクターズ・ポイントは、もちろんレッドブルがトップだ。
それにしても、非力なマシンで3位表彰台を獲得したクビサは、いつもながらスゴイ!

今年のモナコは、4回のセーフティカー導入と、完走12台という、非常に荒れた展開で、なかなか見応えがあった。そんな中で、何度マージンがなくなっても、ブッチギリの速さを見せつけたウェバーが、ホントに強かったねぇ。

1 マーク・ウェバー レッドブル・ルノー
2 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
3 ロバート・クビサ ルノー
4 フェリペ・マッサ フェラーリ
5 ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
7 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP
8 エイドリアン・スーティル フォース・インディア・メルセデス
9 ビタントニオ・リウッツィ フォース・インディア・メルセデス
10 セバスチャン・ブエミ トロロッソ・フェラーリ
11 ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ・フェラーリ
12 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP
13 ビタリー・ペトロフ ルノー
14 カルン・チャンドック HRT・コスワース
15 ヤルノ・トゥルーリ ロータス・コスワース
R ヘイキ・コバライネン ロータス・コスワース
R ブルーノ・セナ HRT・コスワース
R ルーベンス・バリチェロ ウイリアムズ・コスワース
R 小林可夢偉 BMWザウバー・フェラーリ
R ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン・コスワース
R ティモ・グロック ヴァージン・コスワース
R ペドロ・デ・ラ・ロサ BMWザウバー・フェラーリ
R ジェンソン・バトン マクラーレン・メルセデス
R ニコ・ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・コスワース


タグ:F1 モナコ 決勝
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この記事へのコメント
アロンソのオーバーテイクは凄かったですね。
F1素人の私の目にもとても抜きずらそうなコースなのに、次々とオーバーテイクしていく姿は見ていて面白かったです♪

それと、最後シューマッハがアロンソを抜いた場面は、とても印象に残りました。
残念ながらルール違反だったようですが、何となくシューマッハが調子を上げるきっかけになるような気がしました。
Posted by はまかぜ at 2010年05月19日 12:35
はまかぜさん、こんにちは。
アロンソ、魅せてくれましたね。今年は、速いドライバーが予選のトラブルなどで後方に沈むケースが多くて、そのときには俄然盛り上がりますよね。
本当は、ハミルトンのタイヤ交換時に、ハミルトンの前には出たかったんですけどねぇ。

それにしてもシューマッハ、結局ノーポイントになってしまいました。偉大なるチャンピオンは、あんまり姑息なことをしない方がよろしいかと…。でも、あぁいうところが、シューマッハっぽいんですけどね。
Posted by Moto at 2010年05月19日 20:35
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