2009-03-31 [Tue]

2009オーストラリアGP決勝


F1開幕戦オーストラリアGPの決勝。2日遅れでの録画チェックとなった。

快晴のアルバートパークサーキットのフロントロウには、新生ブラウンGPの2台が並んでいる。デビューしたてのチームとしては、ウルフレーシング(濃紺と金色のマシンが懐かしい!)以来三十何年かぶりの快挙だそうだ。
トヨタも予選では良いところにつけていたのだが、リアウィングの規定違反(たわみすぎ)でタイム抹消となり、2台ともピットスタートとなってしまった。…っていうか、よく一日で対策できたなぁ…と思ってしまう。
ハミルトンはギアボックス交換で最後尾スタートが決定していたが、トヨタのおかげで18番手スタートとなる。
ブリヂストンは、日本GP以来、緑のラインが随分と気に入ったようで、今年から復活したスリックタイヤでも、ソフト側タイヤの両サイドに緑のラインを入れている。

フォーメーションラップのあと、58周のレースがスタート。
P.P.のバトンはトップを守ったものの、バリチェロはスタートに失敗して7番手にまで落ちる。マッサが好スタートで、3番手に浮上。後方では、バリチェロ、ウェバー、ハイドフェルド、スーティル、コバライネンが接触し、次の周には、バリチェロ以外は緊急ピットイン。コバライネンは早々にリタイヤとなっている。やはり、幅が広すぎるフロントウィングにより、接触事故が多くなりそうだ。
5周目での順位は、バトン、ベッテル、マッサ、クビサ、ライコネン、ロズベルグ、バリチェロ、中嶋、ピケ、ハミルトン、ブエミ、フィジケラ、トゥルーリ、アロンソ、ブルデー、グロック、ハイドフェルド、スーティル、ウェバー。
バリチェロはダメージを受けたままでも快調に飛ばしており、9周目にはライコネンに接触しながら抜いて行く。恐るべきブラウンGP。

10周目から、ライコネンやマッサ、ハミルトンらの最初のピットインが始まる。今回のソフトタイヤは、すぐにタイムが悪くなるようで、ハードとの性能差が大きく、かなり辛そうだ。
17周目に、それまで快調に4番手あたりを走行していた中嶋が、ミスによりスピン。ウォールに激突してクラッシュしてしまい、セーフティカーの導入となってしまう。


23周目に、セーフティカーが戻って再スタート。
ピケは、KERSの誤動作か何かでコースアウトして、その後リタイヤとなる。グロックは、ハミルトンとアロンソに、立て続けにパスされている。
期待のライコネンは、何らかのトラブルを抱えているようで、イマイチ精彩を欠いており、残り15周目にはスピンによりウォールに接触したりしている。マッサも何か調子が悪く、残り12周目でスローダウン。その後、ガレージにマシンを入れてリタイヤとなってしまう。今回のフェラーリは、良いとこなしだ。
残り9周目に、ハミルトンがKERSを使う様子が映し出される。上手く使えば、効果は絶大のようだ。

残り4周目での順位は、バトン、ベッテル、クビサ、バリチェロ、トゥルーリ、ハミルトン、グロック、ロズベルグ、アロンソ、ブエミ、ブルデー、スーティル、ハイドフェルド、フィジケラ、ライコネン、ウェバー。
その後、アロンソがロズベルグを抜いて8番手に浮上。残り3周で、ソフトタイヤに苦しむベッテルをクビサがとらえ、オーバーテイクを仕掛けたが、どちらも譲らずに接触。お互いにフロントウィングを壊したためバランスを崩し、直後にウォールに激突してクラッシュ。これで、2度目のセーフティカー導入となる。
ベッテルは3輪走行のまま走り続け、無線でしきりに謝罪を繰り返し、残り1周でついに力尽きてストップ。
レースは、そのままセーフティカー先導でチェッカーを受けることになってしまった。


バトンは、通算2度目の優勝を、ポール・トゥ・ウィンの完勝で飾った。バリチェロは「棚ぼた」ながらも2位に入り、ブラウンGPがデビュー戦で1-2フィニッシュを飾るという、なんと五十何年かぶりの快挙を達成した。
ピットスタートのトゥルーリは、頑張って3位表彰台を獲得し、シャンパンファイトまでおこなったものの、後の審議の結果、重いペナルティを受けることになってしまった。セーフティカー先導時にコースオフして、ハミルトンが先行したのを抜き返してしまったということで、25秒加算ペナルティを受けて12位にまで降格してしまったのだ。SC導入時にコースオフする方も悪いが、相変わらずFIAのレース後の裁定には疑問が残るし、ハミルトンの前後にいると、やはりろくな事がないようだ。トヨタはもちろん、これを不服として控訴中。(※再審査の結果、トゥルーリは3位に、ハミルトンは失格となりました)
最後の最後で事故ってしまったベッテルにも、次戦での10グリッド降格ペナルティが出たようだ。

いずれにしても、勢力図がガラッと変わってしまった印象だ。でも、速いドライバーは、遅いマシンでもそれなりに結果を出してくるのが、何ともスゴイと思う。
クビサも、ソフトタイヤに苦しむバトンやベッテルよりも圧倒的に速かったので、あんな事がなかったら、優勝していたかもしれないね。
また、今後KERSが熟成されれば、かなり有効なものになるのではないだろうか。フェラーリも早く調子を取り戻して欲しいし、これからのレースは相当面白くなりそうだ。

1位 ジェンソン・バトン ブラウン・メルセデス
2位 ルーベンス・バリチェロ ブラウン・メルセデス
3位 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ (再審査により、12位から3位に復帰)
3位 ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス (再審査により失格)
4位 ティモ・グロック トヨタ
5位 フェルナンド・アロンソ ルノー
6位 ニコ・ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ
7位 セバスチャン・ブエミ トロロッソ・フェラーリ
8位 セバスチャン・ブルデー トロロッソ・フェラーリ

9位 エイドリアン・スーティル フォース・インディア・メルセデス
10位 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
11位 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア・メルセデス
12位 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
12位 マーク・ウェバー レッドブル・ルノー
13位 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
14位 ロバート・クビサ BMWザウバー
15位 キミ・ライコネン フェラーリ
リタイア フェリペ・マッサ フェラーリ
リタイア ネルソン・ピケ ルノー
リタイア 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ
リタイア ヘイキ・コバライネン マクラーレン・メルセデス


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この記事へのコメント
ブラウンGPには様々な意味でレースを盛り上げてくれたことを感謝しつつ祝福したいですが、やっぱり”ホンダ”が抜けてるとちょっぴりさびしい気がします。
地上波では「ギアボックスはまだホンダ」と右京さん(だったかな?)が言ってましたし。
ベッテルは、07年の富士以来の悔しい結果になってしまいましたね。今回は彼を責めるよりも、このバカデカイFウィングを規定したFIAやら何やらに責任を問いたいです。
やっぱり速いドライバーは、本番に強いというか、決勝でのモチベーションが違うんでしょうかね。
Posted by DeltA at 2009年03月31日 21:37
DeltAさん、こんにちは。
やっぱり、「HONDA」の文字がどこにもないのは、異様に寂しいですね。
せっかくF1が鈴鹿に戻ってくるというのに、なんというタイミングの悪さだろうと思います。ましてや、このブラウンGPの活躍を目の当たりにさせられるとねぇ。

それと、やはりフロントウィングの幅はあまりにも広すぎますし、いつものようにあとから決まる不可解なペナルティ。FIAには、何とかしてほしいもんです。
Posted by Moto at 2009年03月31日 22:18
は。。。ほんとね、今びっくりしました。。。
Motoさん、今DeltAさんのブログへ行ってきたのですが。死にそうになりました。行ってみて下さい・・・
ジェシカと同じくらいにwwww

今年は鈴鹿行きます^^ Honda居ないのが残念ですが、、その前にブラウンGPが居てくれる事を祈ります。。。
Posted by まめ。 at 2009年04月01日 01:30
まめ。さん、こんにちは。
おぉ、ホントにビックリしましたね(^_^;)。
あり得ない話でもないので、F1関係の情報ソースをいろいろと見てしまいました。
結果的にあれだけメディア露出に成功したヴァージンも、2戦で50万ドルしか出していないそうなので、マジで大手スポンサー探しは必要ですね。
Posted by Moto at 2009年04月01日 06:56
ヴァージンの社長、あんだけ決勝の時に露出してんのに、もっとお金出せよ!
って思います(怒)

Posted by まめ。 at 2009年04月01日 22:04
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2009 F1オーストラリアGP 開幕戦決勝の結果!!
Excerpt: 開幕戦 ブラウンGP 1-2ワンツーフィニッシュ! ジェンソン・バトン ポールトゥウィン ほんとにおめでとうございます囹 予選でも1位2位とブラ..
Weblog: ぴぐろぶ
Tracked: 2009-04-01 01:44
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