F1第17戦アブダビGPの決勝。
2009年最終戦の決勝レースは、夕方5時からのトワイライトレースだ。
コバライネンはギアボックス交換により、5グリッド降格の18番手スタートとなっている。
フォーメーションラップの後、55周でのレースがスタート。
ハミルトンは先頭をキープ、ベッテルとウェバーの2番手争いとなるが、ウェバーはチームメイトにさえ、相変わらずエグイ幅寄せをしている。
クビサとトゥルーリは、接触しながらの激しいバトルを繰り広げ、小林はスタートの得意なライコネンを抑えて、5つもポジションを上げている。
1周目を終えた時点での順位は、ハミルトン、ベッテル、ウェバー、バトン、バリチェロ、クビサ、トゥルーリ、ハイドフェルド、ロズベルグ、ブエミ、小林、ライコネン、コバライネン、中嶋、リウッツィ、フィジケラ、グロージャン、アロンソ、アルグエルスアリ、スーティルとなっている。
バリチェロは、ウェバーと接触してフロントの翼端板を飛ばし、そのパーツがバトンのマシンに引っかかったようだ。そんなスタートシーンが、CGによって再現されるという初めての試みもおこなわれ、バリチェロのパーツが吹き飛ぶシーンも、忠実に再現されていた。
ハミルトンとベッテルが飛ばしまくり、思った通りオーバーテイクもなく、順位に大きな変動もないままレースは続く。レッドブルの2台が、徐々にハミルトンとの差を詰めてきた。
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17周目に、バリチェロとクビサが最初のピットイン、ライコネンの前後でそれぞれ復帰する。翌周には、ハミルトンとバトンがピットイン。バトンは小林の前で復帰し、ブラジルのようなバトルが再現されることになる。抜きつ抜かれつのバトルの末、ついに小林がバトンをオーバーテイク。重さが違うので当たり前ではあるものの、素晴らしいファイトを見せつけた。
19周目にウェバー、20周目にベッテルがピットイン、ベッテルが余裕でトップに立った。どうやらハミルトンには、右リアのブレーキトラブルが発生しているようで、翌周にはリタイヤしてしまった。
そんな頃、珍しい事件が起こり、トロロッソのアルグエルスアリが、なんとピットを間違えてレッドブルのところに入ってしまい、危うくベッテルのピット作業を邪魔をする寸前だった。アルグエルスアリはその後すぐ、何故かリタイヤとなってしまった。
22周目での順位は、ベッテル、ウェバー、小林、バトン、バリチェロ、ライコネン、コバライネン、ハイドフェルド、トゥルーリ、クビサ、ロズベルグ、中嶋、ブエミ、リウッツィ、フィジケラ、アロンソ、グロージャン、スーティルとなっており、1ストップの小林が3番手を走行する大健闘だ。
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30周目にライコネン、翌周には小林と、1ストップ組がピットインを開始する。アロンソは35周目まで引っ張った。
39周目から、ロズベルグを皮切りに、2回目のピットインが始まる。
残り13周目に、ブエミをパスしようとしたクビサが接触してスピン。その頃バトンは2回目のピットインで、3番手復帰する。もう完全にナイトレースとなっており、このサーキットの照明は、シンガポールよりも明るく感じる。
残り12周目での順位は、ベッテル、ウェバー、バトン、バリチェロ、ハイドフェルド、小林、トゥルーリ、ブエミ、ロズベルグ、クビサ、コバライネン、ライコネン、中嶋、アロンソ、リウッツィ、グロージャン、フィジケラ、スーティルとなっている。
このままの順位でレースは続き、やはり、このサーキットはピット戦略でしか順位は変わらないようだ。
残り4周となって、バトンがウェバーに肉薄し、2位争いの様相を呈してきた。ラスト1周までサイド・バイ・サイドのバトルが続くが、ウェバーが2番手を守りきり、レースはレッドブルの1-2フィニッシュで終了。これで、アブダビ最初の優勝者はベッテルとなり、ドライバーズランキングも2位が確定した。
小林は、デビューわずか2戦目で堂々の6位入賞を果たし、評価はうなぎ登りだ。来季はトヨタの正ドライバーとなる可能性が高い。
これで2009年シーズンは終わり、来年3月のバーレーン開幕戦まで、F1は開発期間に入る。これから、一気にストーブリーグが活発になるだろう。
ちなみに、ブリヂストンが、2010年をもってF1撤退することを発表したそうだ。
また、ウィリアムズは、バリチェロとヒュルケンベルグを、2010年のドライバーとすることを発表した。
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